サービス紹介
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設備状態監視システムの全体イメージ
設備の状態を監視する振動センサと温度センサ、エッジコンピューティングとゲートウェイの機能を持つIoTエッジサーバー、データ管理と異常発生を知らせるアラート機能を持つクラウドシステムLogViewで構成されています。
突発的な異常発生はエッジコンピューティングにより瞬時に判定し、LogViewを通じてアラートを発報することで、迅速な現場対応につなげることができます。
LogViewではセンサの測定データを長期的に管理することができ、データの傾向分析等を行うことで、設備の予知保全や予防保全につなげていくことができます。
システムの特長
突発的な異常検知と中長期的な予知保全の
両方へ対応するシステムです
エッジコンピューティングとクラウドに、独自のセンシング技術を組み合わせることで、突発的な異常を検知するためのリアルタイム処理と、経年変化による故障予知のための中長期データのバッチ処理に必要なデータ管理の両方へ対応します。
システム構成とアルゴリズムは設備毎に最適化設計し
カスタマイズします
異常を判定するためのセンサの種類や取付位置、またデータの判定アルゴリズムは設備によって千差万別です。
導入検討段階で、事前に実際の設備の各所へ小型ロガー各種を取り付けて短期データを収集し、実態を把握したうえで、センサやアルゴリズムを設計し、システムの全体構成と運用をご提案します。
また、導入~運用開始後も、継続的にシステムやアルゴリズムの改善へ対応し、異常検知や予知保全の精度向上への取り組みをフォローアップしてまいります。
導入プロセス
設備状態監視システムの導入検討では、最初にヒアリングを行ったうえで、事前検証の方法、システム構成と運用の案をご提案します。
導入検討段階の提案から導入時と運用のサポート、さらにはシステムやセンサの保守対応まで当社で一貫対応することで、継続的にサービスをご提供します。
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- 01
ヒアリングと設備の実機確認
監視したい設備に関する情報のヒアリング、対象次第では実際に実機を確認したうえで、事前検証の詳細をご提案します。
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- 02
事前検証の実施とシステム構成のご提案
実機の各所に小型ロガーを取り付けて、稼働時の温度や振動の状態を数値化し、これに基づき、システム構成と運用をご提案します。
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- 03
設備状態監視システムの導入
各種センサとIoTエッジサーバーを実装し、システムの運用開始から安定稼働まで、また、データの解析など、サポートします。
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- 04
精度向上に向けた、継続的な改善・改良
異常検知や予知保全の精度向上に向けて、異常判定アルゴリズムやデータ管理の改善・改良へ対応するなど、継続的にサポートします。
LogView 機能紹介
クラウドシステムLogViewは、設備状態監視システムから転送されるデータを自動収集し、測定結果の推移が確認できるグラフ表示、各種データのダウンロード、異常検知時のアラート通知など、設備状態の異常監視に必要な各種機能を備えています。
また改ざん不可のレポートを作成する機能や、操作ログを確認するための監査証跡の機能、セキュリティ対策として、管理者による権限設定の機能まで網羅しています。
設備監視システム用センサ 仕様
加速度センサ | |
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検出軸 | 3軸 ( Z ,X ,Y ) |
測定範囲 | ±16G |
測定精度 | ±5%F.S. |
分解能 | 3.9mG |
周波数帯域 | DC ~ 400Hz |
サンプリング周波数(ODR) | 800Hz |
測定インターバル | 1~255秒(インターバル間の最大値を保存) |
センサ | デジタルMEMS加速度センサ |
寸法 / 質量 | 90×50×28 mm / 67g |
温度センサ | |
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測定範囲 | -20 ~ +70℃ |
測定精度 | 4±1.0℃ |
分解能 | 7.8125m℃ |
測定インターバル | 1秒 |
センサ | -デジタル温度センサ |
寸法 / 質量 | 62×42×19.5 mm / 32g |
導入事例
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自動倉庫のシャトルの振動・温度監視
マテハン機器異常検知システム
自動倉庫におけるマテハン機器の状態変化を振動と温度で常時監視することで、異常の発生を未然に防止するシステムの導入事例を紹介します
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村田機械株式会社
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